ヨウ素学会に参加いたしました。

916日千葉大学にて、ヨウ素学会が開催され、学術発表もいたしました。天然資源の少ない日本において、世界のヨウ素(ヨード)の30%は日本で生産され、そのほとんどが千葉県(大多喜から茂原、九十九里に至る周辺地域)で天然ガスと共に産出されます。そのため、十数年前から学会、産業界、官界が協調してヨウ素の科学と技術の進歩が図られるべく、千葉大学を中心に設立された非常にクリエイティブな学会です。

ヨウ素の主な産業への利用法は、工学、農学分野など様々ありますが、例えば、液晶テレビなどの薄膜中に不可欠なものとして、また、工業製品や医薬品などの化学合成の反応を早める代表的な触媒として使われるなど、枚挙に暇がないほど現代産業技術には不可欠の元素です。どのようにすれば、より用途の高いヨウ素の使い方ができるかという日進月歩の企業や大学の研究成果の発表がほとんどを占めていました。

尚、医薬品としては、甲状腺関係や造影剤と殺菌剤(イソジンうがい薬が代表的)としてその化合物が使われていますが、私の発表は、2008年以来で、ヨウ素の殺菌剤としての卓抜した能力と共に、実は人体にとってもその製剤の作り方によっては非常に有益で、今まで足の糖尿病性壊疽や閉塞性動脈硬化症で壊死を起こしながらも切断を阻止した事例などを紹介しました。

症例

某病院入院患者で、依頼を受け、糖尿病壊死の足第苦のケアで左週1回程度訪問を行いながら、当方オリジナルポビドンヨードシュガー(以下新剤型PVP−Iシュガー)を塗布することになる。

その時、すでに左第一趾(親指)は3年前に切断術施行済みで、第苦罎寮效任睇垈槌鬚犯獣任気譴討い燭約半年でよみがえりました。反対側の右足第一趾はより重症でしたが、1年ほど経った現在、かなり改善しています

このほか、足の動脈硬化である「閉塞性動脈硬化症」による壊疽の切断を回避した事例も紹介しました。

同薬剤の特徴として、

1、油中水型(油の中に水の形のエマルジョン)に改良し、保湿性の高い環境を作ることが、創傷治癒により適していること。

2、酸化剤としてのヨウ素そのものが、一定時間経過後、遺伝子発現を促進するような働きもあると言われている。

3、ポビドンヨード(PVP−I)そのものの細胞毒性については、アポトーシスに導くものの、創傷治癒に対しては、必ずしも悪影響とは言えない。

4、製品化するためには、まだハードルがあるが、今後製剤工程に工夫を凝らし、製品化が実現しつつある。

この発表に対して、本日「ヨウ素を含む「或る物質」の太陽電池が光電変換効率向上」の講演をされた大阪大学工学部名誉教授の謀直融粟萓検兵命拭砲蓮◆屮茱α任麓造蓮∋晴塾呂閥Δ亡垳砧蓮複²とI⁻を持っているのでI⁻に還元力がある)も持っているので、人間の細胞のミトコンドリアを活性化させる仮説を持っているが、それを裏付けるものかも知れない」と非常に興味を示して頂きました。


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • Mohsペーストのより安全な使用方法について情報を提供いたします
    才津 恵 (04/08)
  • Mohsペーストのより安全な使用方法について情報を提供いたします
    高橋みえこ (01/24)
  • Mohsペーストのより安全な使用方法について情報を提供いたします
    山田 恵子 (01/07)

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM