第11回日本褥瘡学会で発表いたしました。

9月4・5日大阪国際会議場で開かれました第11回日本褥瘡学会、基礎研究部門で一般口演にて、「褥瘡におけるb−FGFの測定結果とDESIGN評価」 という題名で当NPO代表の久保忠一が発表いたしました。共同演者には実験にご協力いただいた千葉科学大学薬学部免疫微生物学教室の岡本能弘先生になって いただきました。座長は金沢医大形成外科教授川上重彦先生に務めていただきました。発表させていただく機会を持たせていただきありがとうございました。

研究の目的は、褥瘡等の難治性の創傷では、繊維芽細胞成長因子のb−FGFなどのサイトカインが不足していると言われているが、定量的な測定はほ とんど行われておらず、また、サイトカインの量と創の治癒しやすさについても相関関係があるのかは不明であったため、実際に褥瘡罹患患者の創から滲出液を 採取し、b−FGFを測定してみました。これは、2006年以来エビハラ病院褥瘡罹患入院患者10名15部位から採取したものです。結果は、不織布で採取 した場合、DESIGN評価と壊死組織、炎症においては相関し、肉芽組織のおいてもやや相関したため、トータルスコアでもやや相関する結果となりました。
こ の発表に関し、座長の川上先生より、「創の時間的経過とb−FGFということであれば、関連性もあろうが、経過の一時のみを捉える概念のDESIGN評価 との関係では噛み合わない概念となるのでは」とのご指摘をいただきました。確かに、急性期褥瘡では、刻一刻と状態が変化し、一時を捉えて、関係性を見る意 味が薄れると思われますが、事後評価により、結果として著効例と停滞事例では、前者にb−FGFが明らかに多い結果となったことを考えれば、経時的トータ ルで判断するためにも一応、DESIGNに当てはめて考えるのが妥当と考えております。尚、今回の学会でも褥瘡評価指標のDESIGN評価の新基準である DESIGN―Pの妥当性、必要性の教育講演が複数講座開設されておりましたが、その中で、急性期褥瘡にもDESIGN―P評価することの意義はあるという現場WOCナースのご意見もありました。
本発表内容につきましては、資料集に配布用スライドとして保存してあります。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • Mohsペーストのより安全な使用方法について情報を提供いたします
    才津 恵 (04/08)
  • Mohsペーストのより安全な使用方法について情報を提供いたします
    高橋みえこ (01/24)
  • Mohsペーストのより安全な使用方法について情報を提供いたします
    山田 恵子 (01/07)

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM